個人差、温度差の違いを活かす

経営者は、社員や業界関係者との個人差や温度差のことをよく気にしています。


個人差や温度差は、それぞれの立場や考え方がベースになるので、違って当たり前。

周りの人が、右向け右のようになると、かえってマズイと思います。


事業において、個人差や温度差がある場合には、「可能性がないと思っている」、「現状の体制では難しい」と、認識の違いから生まれていることがほとんどです。


中小企業は、社長の鶴の一声で、何事も決められて進んでいくので、その決められたことの背景や環境、状況や可能性、具体的な施策まで語られることがないと言えます。


そうなると、社員含め周囲は、「?」ということで、動かない状態になります。

正確には、動けない状況になると言えます。(意図を理解できないことが多いから)


では、このような事態をどう動かしていくか。

このギャップを埋める一つの方法が、説明です。中小企業の社長は、説明下手がほとんどではないかと思います。少しではなく、大いに言葉が足りないと感じます。


経営者と経営者以外の大きな違いは、危機感にあると思います。

自分もそうですが、やはり親方である以上は、どうにかしないといけないという責任感があるので、社会の情勢や業界の状況、競合との優位性、顧客の変化に敏感で、早めに対策を講じる必要があると考えてしまいますし、いいことがいつまでも続かないと知っているからこそ、何かいい手はないかと探し、可能性があればチャレンジしようとします。


ところが、周囲は違います。

誤解を招くかもしれませんが、負荷がかかるのはしんどいし、違うことをやるのは面倒だし、失敗して責任でも取らないといけないなら・・・と思えば、思考も行動も鈍ります。


だからこそ、説明をしてあげてほしいと思います。

このことで、個人差や温度差を埋めることが出来れば、一歩前に進みます。


更に、タイトルの通り、個人差や温度差の違いを【意見】として吸い上げることで、視野が広がり、リスクに対する対処や方法まで準備できる可能性もあります。


このような時だからこそ、中小企業は総力戦です。

社員や周囲と一緒に頑張る環境をつくることで、次の展開が開きやすくなると思います。


長年、この仕事をしていて思うことは、突破口をつくるきっかけは、クライアントさんの経営資源に必ずあります。


ぜひ、それらの経営資源を見つけて、

生かしてほしいと思います。