半歩先の予想と戦略・施策

最悪の想定をして、最善の策を。

経営の現場では、よく耳にする言葉だと思います。

ただ、「最悪」という状態が、どれぐらいを予想し予測しているかによります。


今回、業界によっては、売上9割減という大変な状況も起きています。

そんな状態を想像できるか、何か対策があったのか・・・、おそらくなかったのではないかと思いますし、何も出来ないままに、このような状態に陥ったというのが事実です。


今、クライアントさんの中には、市場が70%縮小するという前提で、リサーチと準備をし始めました。


これまで当たり前だった、モノの消費とコトの経験は、大きく減少するという見方です。


一気に減少したからと言って、一気に戻ることもない・・・となると総体的減少は否めないという予想が出来るとしています。


これからの生活に、これまでのモノやコトが一切不必要ということはないにしても、

「そういえば、コレいらないよね」

「もう、いらないよね」

「今度からは、買わなくていいよね」

と、いうように、区分されてしまう商品やサービスが出てきてしまいますし、これらの理由から、節約したり、辛抱したりすることの方が、「賢い生き方」として支持される可能性もあります。


これまでの派手で華美な消費や経験、贅沢な暮らしが成功の証、という価値観さえも変わっていくのかもしれません。


いづれにせよ、自分の業界が何らかの影響を受けるとしたら、市場や商圏での売上規模はじめ、商品・サービスのライフサイクル、業界の成長性や安定性を再確認して、対策を練り始める時期だと思います。


制限が解除されて、行動が緩和され始めてから準備を始めるのと、その少し前から準備するのは、3ケ月後には、大きな差が開きます。


一歩先ではなく、半歩先で。

中小企業は、半歩先で対応することで、ちょうどいいと思います。


今は、その半歩先の策を始める時期。

リサーチから、自社データの確認から、顧客リストのチェックからでも、始めていくことで、次の展開が見えてくることもあると思います。


今は、世の中が一時的にグレーになって見えにくくなっているだけ。

次は、必ずやってきます。