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経営管理

中小企業のデータ戦略

いろいろなデータを活用されていると思います。

顧客データ、販売データ、Webデータが基本ですが、広告されているところは、広告における効果計測のデータも重要です。

ところが、データを収集しているつもりでも、何も決めずに集めているだけでは、いざという時に、使えないこともあります。

データを取得しているつもりでも、取れていなかった・・・ということもあります。

Webマーケティングでは、タグが発火していなかった、そもそも設定されていなかった。ということさえ、あります。

これは、お問い合わせいただく方や新しいクライアントさんのところで、よくある話で、データがなければ、テストに時間を要したり、データを整理するために労力を費やしたりと非常に大変です。

単純に、自社でチェックしてください。

と、伝えたとしても、どのデータが必要で、どのようにデータを分析すればいいのか、ということについて、決められていなければ、どうにもなりません。

先ず、自社のマーケティングモデル、ビジネスモデルにおいて、何の数字が重要なのか、どのような数字が必要なのか、ここからスタートです。

経理システムと基幹システムが連動している場合には、会計データとして収集されていても、補助科目や部門設定などが行われていなければ、区分が出来ない場合もあります。

又、SNSを活用されている場合には、各媒体における指標も重要なデータです。

例えば、Aという商品の売上が全体の20%を占めるとします。

そのAの売上が上がるためには、どのように集客し、・・・成約というプロセスや新規顧客と既存顧客の割合や、Aという商品と一緒に売れている商品などというように様々に切り口があります。

更に、月次で確認すること、週次、日次というデータもあります。

売上という結果に至るまでには、いくつもの事実が存在していますので、その事実をデータとして、計測し収集し、分析可能な状態にしておくことで、異常値が計測された場合には、改善点が見つかりやすくなります。

実は、マーケティングはデータを基盤に行うことが多いことから、地味で地道な部分が大半であり、日々の積み重ねが重要です。

日常業務に追われていると、データ整理どころではなく、データ戦略など遠いところかと思いますが、この足元の整理こそ、次の売上と利益を生む金脈です。

金脈が途切れないように、日ごろからのメンテナンスやケアが重要です。

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