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売上アップでも、経営改善でも、経営上において何かに取り組む際には、計画を立て、・・・PDCAで管理する。というのが通常です。
実際のコンサルティングやプロジェクトの現場においては、そのPDCAの中でも、Checkの部分を重要視しています。
- 計画から実行に移すまでのチェック。(実行率と定義)
- 実践していく過程でのチェック。(実践率と定義)
特に、このように社会のスピードが早い状況の中では、いかに早く実行し、実践し、結果を判断するかで成否が変わります。
誤解を恐れずに言えば、経営において遅いというのは悪です。
中小企業が小回りが利くというように言われた時代もありますが、実際は、大企業が本気になった場合には、勝ち目がありません。
資本力、人的労働力、人的能力の3つが揃っているのですから。
現代は、玉石混交の状況ですから、大企業が飛び出すばかりでなく、私たち中小企業にもチャンスがあり、ずい分前からベンチャー企業が成長し続けていますので、経営のスピード化は止まるところがありません。
では、私たち中小企業、小さな会社は、勝ち目があるか。
私は、【兼務】という状況が、その機会だと思います。
人手不足が常ですから、いろいろな仕事をやっているのが中小企業の社長であり社員です。
つまり、大企業のセクションで働く人たちがスペシャリストなら、ゼネラリストです。
あちこちと提携して、協力して、・・・は、中小企業が得意なはずです。
兼務している人材は、有能な人が多いので、量もこなすことが出来ます。
あるクライアントさんのプロジェクトで、中途採用で入社された方ですが、広報・商品開発企画・人事管理・プロジェクト進行管理(複数)・新規事業スタートアップと、多くの業務をこなされていて、このクライアントさんの業績はもちろん好調です。
その中で、やはり重要なのは【経営管理】であり、その実行率・実践率を管理して状況を把握できていなければ、成否の判断が遅れてしまいます。
例えば、ネット広告(リスティング広告)。
反応が悪い、コンバージョンが落ちた・・・改善すべくチェックして変更します。
広告文の改善、クリエイティブ(画像・動画)、LP(ランディングページ)と変更する必要が出てきます。
更に、改善後にABテストを行う場合には、その準備。
ご相談のあった会社さんでは、この一連のプロセスが、1ケ月かかる・・・。
これだけ遅ければ、既に状況は変わります。
では、どれぐらいが妥当か?
弊社のクライアントさんでは、早いところは2~3日で、遅くとも1週間です。
この例で、おわかりいただけると思います。
現代の経営は、スピードと同様に管理が非常に重要です。
今回の画像に、Business Administrationとありますが、経営管理のことで、これにMaster ofがつくことで、MBAです。(MBA:経営管理修士)
MBAでなくても、実際の現場で、管理していくことが非常に重要ですから、現段階における、実行率や実践率など、再確認してください。
スピードアップが、売上アップ、業績アップの近道でもあります。