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経営戦略

ノウハウ活用のためのコンテンツと戦略

最近は、オンラインセミナーが活況となり、様々なノウハウが紹介されています。

セールス手法やSNS系のノウハウやセミナーが特に増えているように思います。

それらのノウハウを学び、活かすことは必要なことですし、取り組む価値は十分にありますので、私もオンラインセミナーを受講する等しています。

自身の反省も含めて、感じたことをお伝えします。

ノウハウを学んでも、そのノウハウを活用するためのコンテンツと戦略が不十分だと、活かしきれないということです。

コンテンツとは、自社の特長や差別化のポイントなど、訴求すべき内容とその証拠や保証。

ターゲット(顧客)にアピールするのですから、競合先のリサーチも必要ですし、アピールポイントの切り口を変えることや、新たなコンテンツをつくることにもなると思います。

例えば、「今は、●●が上手くいきます!」というノウハウがあるとします。

そこには、テクニックやツールがあり、それらに従いノウハウを活用することになるわけですが、「上手くいかない」という場合があります。

もちろん、最初から上手くはいかず、トライアル&エラーは、マーケティングの基本ですので、当たり前のことなのですが、上手くいかない理由について考える必要があります。

もし「上手くいかない理由」が、ノウハウの問題ではなく、自社のコンテンツにある場合には、せっかくのノウハウを活用することが出来なくなります。

その切り口ではターゲット(顧客)がほぼいないとか、競合先が強すぎて勝てない等となってしまいますので、スタートからやり直しとなってしまいます。

そうならないために、リサーチやコンテンツの改善が必要です。

ノウハウを活用することに合わせて、コンテンツを見直すことは非常に重要なことです。

このような考え方とは逆に、「先ず始めてみることが大事」ということがありますが、それはそれで一理あるのですが、闇雲にスタートさせることではないと思います。

更に、新しいノウハウについて、戦略的にどのように活用するかということも重要です。

これまで取り組んできた施策に、プラスして新しいノウハウを活用するのですから、これまでの内容を修正・変更することが出てくる場合があります。イメージやメッセージ、加えてデザインやロゴに及ぶ場合もないとは言えません。

また、内部的には新しいノウハウが加わることで、担当者負担が増えたり、運用や管理の仕組みを変更する等、対応を迫られることもあります。

今後は、まだまだ新しいノウハウが紹介されていくことになると思います。

私自身も、色々なことに取り組む予定ですし、

「中小企業のための、戦略的●●の作り方、使い方」

というようなノウハウも検討しています。

その際には、そのノウハウを使うためには、コンテンツを整理・改善して取り組めるための

コンテンツに関する考え方(フレームワーク)まで、必要になると思います。

新しいノウハウ、新しいビジネス、これからチャンスをつくる時期です。

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