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マーケティング

顧客トレンド予想2021

刻々と環境が変わる中で、今年の顧客トレンドを予想してみます。

先ず、顧客全体で捉えることは、ぼけてしまうので、以下の区分をします。

若年層  ~23歳 主に学生(働いていない人たち)

就業者層 ~65歳 働く人たち

高齢者層 70歳~ 働かない人たち

65~70歳の層が浮きますが、この層は異なる切り口で見る方がいいと考えます。(いわゆる、団塊の世代です)

この区分は、収入をベースに考えています。

学生は、親に依存しています。

親の収入次第で、生活に大きな影響が出ます。

高齢者層は、年金層なので、収入をほぼ一定と考えます。

消費行動に影響を及ぼす要因は、各層で異なりますが、集客やビジネスとして考えた際には、どの媒体から情報を得ることが行動起点にしているか、ということを考える必要があると思います。

主な情報媒体は、若年層は、スマホ。

就業者層が、スマホとマスコミ(TVや雑誌)

高齢者層は、TV

そこで、経済状態が不安定になることと、日常行動が制限されていることで、行動が変わると思います。

若年層は、スマホで十分。ゲームありますし。

就業者層は、必要以外は購入しません。出かけないのですから。

又、人に会うことが制限されていることで、抵抗がありますから、ムダな支出は抑え気味になります。

高齢者層は、不安と恐怖が先行するので、動かない傾向だと考えられます。

こうなると、デジタルでの動きとアナログの動きが、それぞれ変わります。

ネット、スマホで検索するのは、必要なもの。

偶然に出会うものには、興味・関心が及ばない傾向。

ところが、「近い将来に、支出せざるを得ないものやコト」は気付いてしまうと、「考え始める」ということになります。

例えば、修理しないといけないもの、将来必要になるもの等更に、カラダのことはじめ、予防的なものも、「考え始める」という類の内容になります。

ところが、将来必要な・・・、予防的な・・・と考えるのは就労者層ですから、この層にアプローチになります。

広告には、獲得広告と認知広告があります。

ネット広告では、キーワード広告とディスプレイ広告という区分です。

上記の将来必要な・・・は、認知広告から攻めることになります。

それから、顧客に有用な情報や判断基準、証拠や証明を呈示することで興味・関心を引き上げて、とこれまでとは違うアプローチも必要になるのではないかと考えています。

顧客トレンドとしては、「将来必要な」、「予防的」ということが考えられる一つの項目です。

業界や業種、対象顧客層の特性などで、他にもあるのですが、先ずは、わかりやすいところから、予想してみました。

皆さんのビジネスでは、どのような顧客トレンドが予想されるか。

この時期ですから、しっかり考えて対策を講じていただきたいと思います。

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