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中小企業が経営資源として活用できる【モノ】。
通常で考えると、設備や機械などの稼働させて収益を生むようなモノを考えてしまいますが、ここでは違う切り口で。
【モノ】、ズバリ【商品】・【サービス】です。
既存の商品やサービスを見直すことは、やってるよ・・・と言われそうですが、実は、足元過ぎるために、よく見えていないことが多いのです。
新しいモノを生み出すして、ヒットさせる・・・宝くじレベルの難しさです。
中小企業は、スキマで勝負。
だから、自分のところの商品やサービス、それを提供するための技術までのすべてをモノと捉えて、何が出来るかを考えてみるといいと思います。
売れなくなっている商品でさえも、大きな反響が得られることがあり、それが起点となり、ビジネスが変わります。
年末前のことですが、美容系のあるクライアントさん。
老舗なので、何十年前から販売している化粧品があり、顧客も一定数います。
つまり、長く使い続けられている商品、ロングセラーです。
しかし、組織内では、顧客も減少の一途だし、時代遅れで売れないと思われていました。
ところが、昨年からLINEに注力して、友だちを増やしてきたので、若い年齢層にもアプローチしてみようと、「化粧品モニター」を募集しました。
それまで聞いたこともない、知らない化粧品です。
しかし、LINEを登録しているということは、好感は持たれているはず。
テストだったので、20個。予備で20個の合わせて40個だけ準備。
LINEで配信しました。
わずか5分・・・応募締め切り。
ビックリの結果になり、途中でアンケートとしてお声をいただいていますが、すごく喜ばれています。おそらく、半数以上は購買につながると予想されます。
安い化粧品ではないし、むしろ高価格商品。
パッケージも古い感じですが、そこは老舗の信用が後押ししています。
皆さんも、自分たちが取り扱うモノについて、新たな視点でチェックしたりアプローチすることで、経営資源となるはずです。
特に、中小企業は低価格戦略では難しいことから、【高品質】は特に大事にしたいキーワード。
そこで、適性な価格だということを理解していただければ、市場も顧客も反応します。
是非、御社の【モノ】を見直してみてください。